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2021 韓国文学レビューコンテスト
受賞作選定結果発表
感想文部門
大賞
『仕事の喜びと哀しみ』愛すべき何気ない日常
髙橋 恵美
入選
合縁奇縁
松岡 美里
メディアコンテンツ部門
大賞
わたしたちが光の速さで進めないなら
千葉 菜央
* 受付した結果、読書感想文の応募率が高く、受賞人数を調整しました。
審査評
全10編の作品を対象に感想文、動画、オーディオ、漫画などさまざまなメディアを活用したレビューを審査し、最近の日本での韓国社会、特に韓国文学に対する関心がどれほど高いかを実感することができました。
また、対象作品が韓国社会の素顔を描写しているにもかかわらず、日本の読者たちはそれをどこにでもありそうな話だと受け止め、共感する様子が見られました。
今回の審査は「作品に対する十分な理解と独創的な解釈」「ストーリーの興味深く論理的な構成」「読者の共感が得られるか」という3つの項目を中心に評価しました。
作品に対する深い理解と愛情をもとに誠心誠意作成したレビューを応募してくださった皆様に心から感謝するとともに、今後技術の発達とともに活用可能なメディアコンテンツの選択の幅も拡大していきますので、より多様なコンテンツを活用した作品の応募に期待したいと思います。
応募者の皆様の未来を応援いたします。これからも韓国文学を読む楽しさが広く知られることを願っています。
2021日本読者対象韓国文学レビューコンテスト審査委員会